美しい夢を君と
パンッパンッパンッ
「「「美夢!誕生日おめでとう!!!!」」」
クラッカーの音と共にそんな声が聞こえた
え?誕生日?
思わず固まる
「その様子だとやっぱり忘れてたみたいね。美夢、今日は何月何日?」
「7月21日」
「美夢の誕生日は?」
私の誕生日?
私の誕生日は
「7月21日、、、あ」
そう言った瞬間クラッカー第二弾が放たれた
「美夢、17歳おめでとう」
青空くんがプレゼントくれる
「青空くんありがと」
「マイシスターおめでとう!!はい!!俺からはこれ!」
「海もありがと」
「じゃあ私たちからも。美夢、その袋の中身は鳳竜たちからよ。そしてこれは私から」
そう言って細長いけど大きい箱をくれた結華
「結華ありがとう。って鳳竜?」
「そう、美夢が持ってきた袋は鳳竜からよ」
そうなんだ。ありがたいな。お礼言わなきゃ
「はい、美夢、おめでとう」
「玲夜ありがとう」
「じゃあ俺たちからも」
「稜、香純、陸ありがとう」
あー、嬉しすぎて死にそう
「みんなありがとう!大好き!!!」
「マイシスターが俺の事大好きって言ったー!やったー!!!!!」