美しい夢を君と


「姫さんちわっす!!!!」


「うん、今日もみんな元気だね」



下っ端くんたちに挨拶して幹部室へ



「美夢おっはー!」


「咲おはよ、みんなも」



そう言いながらいつもの席へ



「あれ?美夢香水つけてる?」



愛那に言われて「つけてるよ」と言う



「珍しいね、いつもつけてないよね?」


「今まで香水に興味なくてね。けど誕生日プレゼントでもらったからつけることにした。これめっちゃいい匂いでほんと好きなんだよね」


そう言いながら手首の匂いを嗅ぐ



うん。ほんといい匂い


「誰からもらったの?」


「玲夜だよ」


「そうなんだ。そういえば玲夜の香水もいい匂いだよね」


「あー、あれね。うん。あれも好き」


なんたって私があげたやつですから
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