美しい夢を君と

「玲夜が使ってる香水今海外にしかないらしくてさ、わざわざ海外から取り寄せてるらしいよ」



竜弥の言葉にびっくりする



あの香水は確かに海外限定品



私が買ったときは日本に数量限定で販売されていた



「ほかの香水買えばいいのにね」



なんて言うと



「あの香水じゃなきゃだめなんだって。匂いが落ち着くし、大切な子からもらったやつだからって言ってたよ」



なにそれ



嬉しいじゃんか



思わずにやけそうになる顔



「へ~そうなんだ~。あ、そういえばこれなんだけど」



そう言って鞄からあるものを取り出す


「あ!私たちがあげたピアス!!!つけてつけて!!」


「私がつけていいの?」


「姫なんだから!!いいに決まってるじゃん!!!」



咲のその言葉にみんなが頷く



嬉しくて涙が出そうだ
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