美しい夢を君と
私は龍音の姫、本来ここにいてはいけない人間



みんなは私の正体を知った時どう思うんだろう


嘘つきとか言われちゃうのかな



言われたらきついな



きつい、、あぁそっか



鳳竜って私にとって大切な存在になってるんだ



「美夢どうした?もしかしてピアスあいてない?」



愛那が心配そうに聞いてくる



「ううん、あいてるよ、今つけるね」



そう言ってピアスを手に取りみんなと同じ左耳につける



「お!似合うじゃん!!!」



「美夢もみて!」そう言いながら私に小さな鏡を貸してくれた咲



鏡を手に取り耳を映す



私の耳にはシルバーのピアス



かっこいい、何か独特の形してるけど



「これなんの形なの?」


「しらね」



そう答えたのは優雅



え、知らないことある?



なんて思ったけどそういえば龍音も知らないんだった



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