美しい夢を君と

みんなで最終確認をしていると私の携帯が鳴った


優雅?



「あ、ごめん、ちょっと出るね」



そう言ってその場で出る



「もしもし?」


『美夢今大丈夫か』


「うん、何かあった?」


『いや、何もない』



え?何もないのに何で電話してきた?



「えーっと?」


『その、あれだ』



どれだ



『美夢の声が聞きたくなったんだ』



うっ



なんだそれ



嬉しすぎてやばい




「そ、そうなんだ」


『おう』



にやけそう



抑えろ私



「今日頑張ってね、無事に帰ってくるの待ってるから」


『おう、怪我一つしないで帰ってくる』



怪我一つせずね、そうだといいけど






、、、いや、私たちが鳳竜を守る



怪我なんてさせない



そして私たちもしない



「うん。じゃあね」
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