美しい夢を君と

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「美夢起きて、時間だよ」



そんな声が聞こえて目を開けると目の前には玲夜



あれ、私寝てたんだ



ん?



「あ」


「どうした?」


「なんかよく分からない夢見た」



あの二人は誰なんだろう、声は聞いたことある気がするんだけどなぁ



「嫌な夢か?」


「んーん、全然」


「そうか、なら大丈夫だな」




そう言って頭を撫でてくれる玲夜



うん。やっぱり玲夜に撫でられるのが一番好き



「よし、行くぞ」


「うん」



みんなの特攻服を玲夜と持って幹部室へ



「美夢やっぱり寝てたんだ」


「うん、気づいたら寝てた。はい結華」


「ありがとう」



特攻服をみんなに渡して羽織る



もちろんキャップを被ってその上にフードも被っている



暑い



「下行くぞ」



玲夜のその声に部屋を出る
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