美しい夢を君と
「へー、どんな?」
「総長まじかっけー、顔見えないけどまじかっけーって」
かっけーしか言ってないじゃん
「総長もそろそろ名前ぐらい教えてやればいいのにな」
「な」とこっちに圧をかけてくる理央くん
「そーね、じゃ」
そう言って玲夜たちのほうへ戻る
「あ、美夢っちお帰り~!」
「ただいま」
「そろそろ炎舞出発するかな」
玲夏ちゃんの声に時計を見ると17時50分
「海、みんな集めて」
「おうよ」
海が炎舞のみんなに声をかけようとした瞬間
バァーンッ!!と扉が勢いよく開かれた
そして
「お、龍音の倉庫に炎舞も翠苑もいるじゃん。ラッキー」
1人の男を先頭に後ろにたくさんの人が見えた