美しい夢を君と
「そうか。大丈夫だ」



夢の内容を話してないのに大丈夫と言ってくれる玲夜



それだけで安心できる




「、、、うん」




玲夜の肩に顔をうずめるといつもの香水の匂いがした



一番好きな匂い



なんだか落ち着いてきた



「玲夜ありがとう。もう大丈夫」


「おう。じゃあ行くか」



そう言いながらなぜか手を離してくれない玲夜



「玲夜?離してくれなきゃいけないよ」


「ごめん、もう少しだけこのままでいさせて」



さっきとは逆で玲夜が私の肩に顔をうずめている



しょうがないな



なんて思いながら私も玲夜にもう一度抱き着いた
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