美しい夢を君と

『美夢やられた!こっちの倉庫に誰もいねぇ!!』



は?海?


こっちの倉庫には誰もいないってどゆこと?



「いや、意味わかんないんだけど」



『だから黒鴉がいねーんだよ!!!』



え、もしかしてここにこんな人数がいるのってそゆこと?



「姫、蓮からだ。夜闇と血黒が倉庫にいないと」



玲夜の言葉に思わず携帯を落としかけた









やられた。







今ここの倉庫にいるのは黒鴉、夜闇、血黒



おそらく1000人はいる



「海、早くこっちの倉庫きて。急げ」



そう言って電話を切る



「玲夜」



「あぁ、蓮にも伝えた。あいつらの場所は近いからすぐ来るはずだ」



「うん。」



この状況を鳳竜にも伝えなければいけない



だけどばれることを考えたら行けない







いや、今はそんなことどうでもいい



「玲夜、鳳竜に伝えてくる」



そう言うとびっくりする玲夜



だけどすぐに


「分かった」



と言った
< 338 / 394 >

この作品をシェア

pagetop