美しい夢を君と
「あー、うん。」



海の曖昧な答えが倉庫に響いた



「なんでお前ら3人も人質取られてるのにそんな冷静なんだよ」



「いや、なんつーか。あれだ。そのー」


事情を知らない鳳竜たちも焦っているのが見える



「なんだよ、早く言えよ」


「んー、いや、まぁいいや、お前ら行くぞ」


海のその声とともに敵を倒し始める龍音、炎舞、翠苑



鳳竜は相変わらずびっくりしている



そして海は山下のもとへ



「お前!!あいつらどうなってもいいんだな!!お前らやれ!」



その声とともに振りかざされるナイフ



「いやああぁぁぁあああ!!!!!!!」



愛那の叫び声が響き渡る









「うっ、、、」










倒れているのは黒鴉の総長


夜闇と血黒の総長も倒れている



「!!!どういうことだ!!!!」



山下がこっちを見ながら叫んでいる



「いや、どういうことだって言われてもなぁ。あの3人俺らの中で一番ナイフ慣れしてるんだよね~」
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