美しい夢を君と
確かにあの日は少なくとも1700人を超える人数が集まっていた



通報されてもおかしくない



「そっか、鳳竜に知られるのか、、、」



私たちのこともばれちゃうのかな



「あの時海がすぐに鳳竜を帰したでしょう。だから美夢たちの正体はばれていない。もちろん記事に玲夜のことも書かれていない。書かれている情報は男子高生ってこと」



それってつまり、



「鳳竜がこれから知るのは龍音の幹部が高校生だってことだけよ。ただあなたたち名字呼び合ったわよね。それが心配なのよ」



あぁそうだった。忘れてた



咄嗟にあんな呼び方したんだった



「どうしよう玲夏ちゃん」


「まぁばれてないことを祈るだけね」




そうだよね、、、




「美夢、一回龍音の倉庫に顔出してきな。行ってないんでしょ、みんな心配してるわ」


「わかった、明日行く」


「今すぐ行きなさい」


「え、でも」


「早く」



「、、、わかった」
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