美しい夢を君と
玲夏ちゃんに言われて倉庫に行くのはいいものの病院から倉庫までは歩いて1時間はかかる



いつも行き帰りは海に送迎してもらってるけど、今日はまだ連絡してないからもちろん来てない



お金も持ってきてないから歩いて行くしかない



正直この炎天下の中歩くのは気が引ける



そう思いながら外に出ると大きな黒いバイク



オレンジの龍が舞っている



「結華?」


「あら、やっときたのね、暑いから早く乗ってもらえる?」



そう言ってこっちにヘルメットを投げてきた



「なんで結華がいるの?」


「玲夏ちゃん呼ばれたのよ」



そうだったんだ



「結華ありがとう」



玲夏ちゃんもありがとう
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