美しい夢を君と
ーー


扉の前に着くと緊張が走った



「あら、早く開けてくれる?私の恰好みてちょうだい。黒よ。暑いの。フードもキャップも早く取りたいの。」



「あ、ごめんごめん」



そういいながらも開けれない



「美夢」



結華の呼ばれて目を合わせる



「大丈夫よ、みんな美夢のことを待っているの。美夢に会いたがっているの。だから会ってあげて」


そう微笑んでくれる結華


「うん。分かった」








扉を開けると一気にたくさんの視線が飛んできた



「あー!!!姫やっと来たー!!!待ちくたびれましたよー!!」



「和樹、、、」



「姫ー!」「姫!」「ひーめー!」



「みんな、、遅くなってごめんね。玲夜を守れなくてごめんなさい」



その言葉とともに頭を下げる



「許さない!!!!」



そう言って上から降りてくる香純



後ろには稜と陸



「許さないよ!!!!!」



すごく怒っている香純



こんなに怒ってるのは見たことがない



「香純ごめん」
< 358 / 394 >

この作品をシェア

pagetop