美しい夢を君と

「いつもでいいよ」



そう答えると



「じゃあ明々後日でどうだ?」


「うん、大丈夫。何時にどこ行けばいい?」


「10時にいつものコンビニでいいか?電車で行こうと思ってるんだ」


「電車で行くなら駅集合でいいよ」



それの方が優雅も楽なはずだし、と思って言ったが



「だめだ、危ない。コンビニまでは迎えに行く」



いや、駅まで10分なんですけど



でもここで断っても絶対引き下がらないよね



「うん、分かった。ありがとう」


「おう、じゃあ倉庫入るか」



そう言って抱きしめられていた手を離されて少し寂しく感じた
















「姫さんお久しぶりです!!!」


「姫おかえりなさい!!!」



扉を開けた瞬間たくさんの下っ端くんたちが笑顔で迎えてくれた



「みんな、、、ただいま」



そう言って笑うと



「天使の微笑みだ、、」


「笑顔が美しすぎる、、、」


「さすが総長の女、、、」




と聞こえた
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