美しい夢を君と

ようこそ龍音の倉庫へ

ーーーーーーーー


「鳳竜のみなさん、ようこそ龍音へ。
幹部の皆さんはお忙しいので時間は5分しかありません。
それでは私は失礼します」



そう言って去っていく和樹



ここは龍音の1階にある部屋



簡単に言うと客室



倉庫に客室?って感じだけど初代総長が作ったらしい




今は龍音と鳳竜で向き合って座っている



「あの、この間は本当にありがとうございました」



そう言って頭を下げる鳳竜たち




「おう」



玲夜がいつもとは違う声で返事をする



「あの、それで銃で撃たれた方は大丈夫でしたか、俺のせいで撃たれたんですよね、、、」



優雅が申し訳なさそうにしている



「大丈夫だ、もう傷も治って退院している」


「そうですか!それでその人は、、、」



そう言って私たちを見てくる優雅



あの時の私たちは特攻服を着ていたけど今は着ていない



だから誰か分からないんだろうな
< 390 / 394 >

この作品をシェア

pagetop