美しい夢を君と

「香純、陸に新しいの買ってもらいなさい」



結華が香純の頭を撫でながら言うと、



「買えないよ!!!これ私が昨日作ったんだもん!!何回も失敗してやっときれいに焼けたやつだったのに!!!陸のバカ!!!」



そういいながら香純は教室から出て行ってしまった



「陸、あんたなに食べたの」



陸の方を見ながら言うと



「クッキー」と答えた



「え?クッキー?あの料理一切できない香純がクッキー作ったの?それはすごいわ」



「美夢感心してる場合じゃないから。」



稜に言われて「ごめんごめん」と一言


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