君にそのまま直球で
「ねぇねぇ!悠奈ちゃんは保育園違かったけど、友達はいるの?」
 その当時はただのお話程度の質問だけど、今考えると360°回って怖い質問にもなることは言える笑。
 その当時になんて答えたか、って?勿論
「違う学校には沢山いるよ!」
 地域区分が違かったからだろう。出身の保育園の友達は少なかった。私の行ってる小学校はこの地域区分の保育園に行っていた人が多い。
 勿論小学校でも友達は出来た。でも学年が上がるにつれて男子と女子で別れてしまう事が多かった...勿論一緒にいることもあったが女子に連れ回されるような人でカースト上位の女子には近ずけなかった。
 カースト上位の香織や春水はクラスの男子が好きらしい。
 私は男子とも仲良かったので、遊んでいることも多い。だけどその中の男子が好きだとは知らなかった。だから放課後に呼び出されて近づくなとか男子とばっかりいて気持ち悪いとかはよく言われていた...
 この時に思う。
「あぁ。遥太はこういう時庇ってくれてたな...」
 来れるはずがないと分かっていても願ってしまう。
 男子と遊ぶことも多いが、何故か遥太がいないと私は楽しいとは思えない。
 気づいたら私は遥太がいないと寂しい。楽しくない。嫌だ。ずっと一緒にいたい。多分好きなんだ...
 そうなんだ。これは私にとって初恋だ。近距離恋愛であるいは遠距離恋愛にもなる。この恋が急展開に...
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