雨上がりの空を見上げたら

あー、恥ずかしすぎて消えちゃいたい…

でも、今のは確実に、照れるようなことを言ってきた翔飛が悪いよね!?

「…っ!?バカ、素直すぎだろ…ヤベぇ、やっぱ無理かもしんない…」

「な、何が!?」

「な、なんでもねーから!!」

「何それ!」

「そのまんまー」

「んんー!?」

良かった、気まずすぎて話せないんじゃないかって思ったけど、なんか普通に話せてる…

「あ、あのー、2人の世界に入ってるところ申し訳ないんですがー…」

私がほっとしていると、控えめにそう言う結奈が。

あ、まずい、完全に結奈のこと忘れてた…

「わぁー、ご、ごめんつい…」

「陽菜!?私のこと忘れないでー(><)」

「うぅ、ごめんね!?(/ _ ; )」

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