雨上がりの空を見上げたら

「な…っ!?」

「キスしてくれない、って、俺がどれだけ我慢してると思ってんの?ホントは、もっと触れたいよ、でも、これ以上は止められなくなるの分かってるから陽菜のために我慢してんのに…」

「が、我慢しなくて、いいよ?」

「は!?」

「い、いいよ…っ」

ちょっ!?自分がどれだけヤバいこと言ってるのか、自覚ある!?

っつか、そんなこと言われたら止めらんなくなるじゃん…

「え、いいの!?マジでそんなの言われたら、止めないよ?」

「だから、いいって言ってんじゃん…何度も言わせんな、バカ!」

「うっわ…マジかよ…///」

「で、でも、一つ聞いてもいい?」

「ん?」


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