🏗木村真琴建設会社🏗






『え・・・えぇえええええええ?』




―――💐花束💐ぁぁぁぁぁ?




『そうよ・・・貴方に渡そうと思っていた・・・💐花束💐なのに・・・受け取らずに帰るんだもの・・・失礼ぶっこいちゃうのは・・・貴方の方よ・・・』


『え・・・💐花束💐って・・・貴方・・・浮気していたんじゃないの?丸田さんの方も・・・悲しむわ・・・』


鹿波鞠子にはっきりと言い放つと、彼女はパシーンと平手打ちをした。

パシーンと平手打ちされると、葉森奈々は頬に手を添えると、黙って見上げた。

それから、『鞠子・・・さん・・・私の彼氏・・・取ったわけじゃないの?』と聞き取った。


『―――あら・・・私が・・・丸田さんと付き合っているのに・・・浮気するわけないわ・・・』


―――貴方と一緒にしないで・・・


葉森奈々はじわっと涙を浮かべると、『貴方達・・・私の気持ちも・・・考えてよ・・・貴方の所為で・・・丸田さんに振られるところだったのよ・・・』と泣きながら胸倉を掴んだ。

丸田さんは彼女と喧嘩をしていた様で、喧嘩別れをしてしまい、その傷を埋めるために、連れ添うように、と頼んでみた。


―――本当に・・・悔しいのは・・・こっちよ・・・


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