🏗木村真琴建設会社🏗

第三章 ❀仲直り❀

―――あれから、二人は―――


プ、プロポーズしようかと、思っていたの?

私と一緒になりたいの?

一体・・・どういう事?



―――俺と・・・結婚・・・してくれないのか?



耳からそう聞こえて来た。

結婚式を挙げる事は、夫婦生活をするに辺り、子供をも守らなければならない。



本当に育てられるのか?



だけど、何も考えないで、彼に『何も考えないで・・・結婚する事だけ・・・考えて・・・』と言う。

葉森奈々はじわっと涙を浮かべると、『はい・・・お・・・お受けします・・・』と言ってきた。

あ、あれ―――プロポーズを受けてしまった。

だけど、嫌ではなかった。

寧ろ、嬉しかった。


『子供・・・作るの・・・優しくするからね・・・』


鎌田喜連はニヤッと笑みを浮かべると、彼女はボンっと顔を赤らめた。

子供を作るには、セックスしなけれない。



『―――お前とのセックスは・・・気持ちいからな・・・』

『何ぃぃぃ?この反対は・・・子恥ずかしいじゃない・・・』



だからだよ―――。


子供・・・いるんだろう?



その言葉に、かなり吃驚した。


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