🏗木村真琴建設会社🏗
『それが・・・できない相手は・・・相性が悪い・・・性格の不一致・・・という事である・・・』

だけど、好きな人と別れるのは辛い事である。

だから、性格の不一致にならない様に、話を聞いてあげるのも、一つの愛の証でもある。

鹿波鞠子と玉本百合子は顔を見合わせると、安心した様に見えた。



―――最近・・・調子悪いんだ・・・

吐き気があるし・・・イライラするし・・・熱っぽいし・・・



―――体調崩しってるのよ・・・



何日も前に、葉森奈々はその症状を訴えると、彼は目の色々を変えると、『それって・・・』と言った。

それから、何処かに行ってしまった。

言って見たけれど、帰ってくる様子もない。

探してみようか、そう思った途端、玉本百合子の家に行こうとした。


『―――貴方・・・それは・・・考えすぎよ・・・浮気する人じゃないわ・・・なんか・・・理由があるのよ・・・家に帰って待ってみれば・・・良いと思うけどね・・・』



ニコッと笑った。



な、何?―――。



なんかばれて居る?


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