🏗木村真琴建設会社🏗
『どうしましょ?ちゃんちゃん・・・どうしましょ・・・ちゃんちゃん!!!』

『な・・・何を言っている?お前・・・頭・・・おかしくなったのか?ちょっと手を・・・』

『あら?今・・・私・・・何を言った?何を言った?何を言った?何を言った?』


面白い顔を写真に撮られてしまい、『な・・・何ぃぃ?撮らないでぇぇぇ・・・』と思い切り叫んだ。

彼女は不貞腐れており、鈴鹿亜美はムスッとしていた。

ムスッとしていると、両親は二人のじゃれ合いに、顔を見合わせると、安心してしまった。

山崎和義はニコッと笑うと、ポンポン、と頭に手をやった。


―――もう・・・子ども扱いしないでよ・・・

悔しいな・・・恥ずかしい・・・


鈴鹿亜美は山崎和義と共に、出掛ける事になった。

二人だけのデートであり、ブライダルフェアに行く事になった。

ブライダルフェアは結婚式場の下見をするところであり、綺麗なドレス姿を見せて回る。


―――綺麗な・・・ドレス姿・・・


お決まりの文句―――。


二人は危ないところまで、行きそうになった。

< 169 / 420 >

この作品をシェア

pagetop