🏗木村真琴建設会社🏗
更に、人の心と言うのは、ゼロからでもやり直せるものだ。

人を愛する心は、誰もが力を生み出せるものだ。

人間にしかない気持ちもあるし、動物にしかない気持ちもあるし、それを共由出来るから、動物を飼う事も出来る。

更に、妖怪話でもあるが、妖怪にも人間の心を持っている生き物がいる。

だから、人間と一緒に過ごす事も出来るが、それは人間と妖怪がどういう生き物か、分かっているからだ。

だから、『犬夜叉』の様に、妖怪と人間が共存出来る事もある。



―――犬夜叉―――


―――日暮かごめ―――


『日暮神社』の井戸は時を超える力があり、戦国時代に行ける事もある。

犬夜叉とかごめは喧嘩をしながら、色々な、旅をしながら、妖怪の事も人間の事も、知っていく事になった。

だから、犬夜叉と奈落も、最後には、『お前と俺は・・・同じ半妖だ・・・産まれ方が違っても・・・同じ半妖だ・・・だからこそ・・・許せない・・・』と叫んでいる。


『人間の心を捨てて・・・妖怪の生き方を選んだ・・・そんな奴に・・・俺の仲間を傷つけさせてたまるか?』

『桔梗・・・本当は・・・お前の心が欲しかった・・・あの世でも・・・お前と同じところには・・・いられない・・・』


奈落も桔梗を殺そうとしたのは、犬夜叉から引き離すため、鬼蜘蛛だった頃の、桔梗への執着心が原因だと思っていた。

鬼蜘蛛は桔梗を慕っていた。

だけど、奈落に生まれ変わった途端、自分の体が勝手に動いてしまい、手に入れる事は出来なかった。

だから、やけを起こして、人の心であり、犬夜叉への憎しみもあり、二人を引き裂いてしまった。

鬼蜘蛛の心が残っており、やっぱり奈落自体も、桔梗が好きだったと自覚した。



―――奈落―――


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