🏗木村真琴建設会社🏗
正木君と由奈と瑞穂は、翌日、両親と共に、呼ばれてしまった。

問題を起こしてしまうと、園長先生に呼ばれてしまう。

だけど、彼女は怒らない人で、『貴方達・・・本当の愛情表現を・・・覚えたばかりだし・・・直ぐに返すつもりだったけれど・・・これだけは・・・一つだけ・・・言っておくわ・・・』と叱責した。


『―――人を信じるという事は・・・嘘をついてはいけない・・・嘘を吐くと・・・後で、ばれてしまうし、余計に人を怒らせてしまう・・・だから・・・人を思う心は・・・愛情を持つことだ・・・だから・・・純粋で素直な気持ちを言う事・・・それが・・・仲直りをする事よ・・・』


―――分かりましたか・・・


その延長様の言葉に、とても嬉しそうに笑っていた。

園長先生は純粋な子供達に育てたい。

だから、素直で明るい子に育ってほしい。

時には、反抗心があってもいいが、素直で明るい子が、相手から愛される。

それが、とても良く分かり、親心でもあった。


―――頑張ってね・・・私達も・・・応援しているから・・・


この先、大人になってから、色々な人と出会う。

それでいて、誰かと付き合ったり、結婚したりするかもしれない。

今まで、誰かを好きであっても、結婚相手が変わるかもしれない。

ひと昔の時代から、仕事の身分で有能者と別けられる、ドラマがあると思う。

結婚しても、相手が死んでしまったり、病気にかかってしまう。

だけど、相手の気を引くとか、わざと女らしくすると、男と言うのは、ドン引きしてしまう時がある。


―――だから・・・素直で明るく・・・そのままで・・・過ごしているような人が・・・好む様だ・・・



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