🏗木村真琴建設会社🏗

あれから、『木村🏗建築会社🏗』は軌道に乗り、経営も何時もの様に、儲かっていた。

以前、一度事業が出来なくなってしまい、お金💰の回りが悪くなってしまった時があった。

その時は、自分はまだ二十代だった。

更に、三月十一日に地震が起きてしまい、東日本大震災と津波の影響で、会社が飲み込まれてしまった。

また地震が起きないとも限らないし、🏗建築会社🏗は怯えていた。

木村は社長になれと言われてしまい、あれから、困っていた。


自分に事業のやり直しが出来るのか？―――。


本当に・・・仕事が出来るのか？


『―――俺は・・・会社を守らねばならない・・・一度は辞めようと思ったが・・・木実が・・・辞めないでください・・・私から・・・離れないで・・・ください・・・』


―――そう言ったからだ・・・木実が居なかったら・・・この🏗木村建設会社🏗は・・・木村真琴は・・・死んでいたかもしれない・・・

だけど・・・木実は・・・何時もの木村真琴は・・・社長は・・・何処に行ってしまったの？

あんなに情熱があった真琴は・・・何処にあったの？


―――そう言いながら・・・木実は・・・辞めないで・・・ください・・・

私は・・・はっきりと・・・物を言えるようになった・・・

貴女と一緒に・・・働きたい・・・

それでは・・・駄目ですか？


―――・・・っ・・・こ・・・木実・・・

お前は・・・上手く自分の感情を言えるようになったな・・・

だれが・・・辞める・・・と言った？

心機一転に・・・自分達の会社を・・・もう一度・・・立て直そうと思っただけだ・・・

美味しい話だろう？

俺達も・・・もう大人なんだ・・・

言いたいことははっきりと言えるようになったんだし・・・俺だって・・・此処は・・・辞めたくない・・・

ジャスティンさんとエスメラルダも、他のメンバーもその様子を見ていた。