🏗木村真琴建設会社🏗
―――先日―――

正木君は話し合いをした後、瑞穂ちゃんと由奈ちゃんとお別れして、高田直樹と山崎菜緒子も挨拶した。

話し合いに、園長先生に『貴方達・・・子供は・・・悪くないの・・・誰だって・・・反抗期の時があるし・・・子供は喧嘩をしながら・・・人生を学んでいく。』と言われていた。

だから、園長先生は―――最後に、『頑張って・・・優しく・・・賢い子になってね・・・』と言ってきた。




正木君はとても綺麗なお母さんとお父さんがおり、車で走り去ろうとした。

それから、正木君は泣いており、『由奈・・・直樹・・・瑞穂・・・菜緒子・・・俺・・・お前らの事・・・忘れないからな・・・だ・・・だから・・・元気でいろよ?』と言い放つ。


『あぁ・・・俺も・・・忘れないよ・・・』


『私も・・・』


『私も・・・忘れない・・・』


『いつも・・・ありがとう・・・さようなら・・・』


四人は正木が車に乗ると、涙を流していた。

誰もが涙を流しており、転校先でも、格好いい大人になりたい。

大人になる事は、我慢しなければならない事もある。

だけど、自分の信念で仕事をしており、格好よく生きる為に、仕事をするものだ。


―――だから・・・あの職業になって・・・また此処に戻ってきたい・・・

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