🏗木村真琴建設会社🏗
『ほ・・・本当に・・・友達・・・なの?ミカエル・・・貴方は・・・直樹に恋愛感情・・・持っていないの?』

『れ・・・恋愛感情・・・?吃驚するじゃない・・・友達だって言ったでしょう?』

高田直樹とミカエルは菜緒子に向かって、大爆笑をしていた。

ミカエルはとても可愛💠らしく、『何を言っているの?恋愛感情って・・・何時言ったのよ?』と言った。



―――え・・・え・・・えぇぇぇぇぇ?



菜緒子はへなへなとしゃがみ込み、とてもじゃないけれど、恥ずかしい顔を隠してしまった。

彼女は思い切り泣いており、とても大好きだからね―――そう言ってきた途端、緊張が解けてしまった。

ミカエルは小学生になってから、金髪のままでいた。

自分達の国を忘れない様に、黒い髪の毛に染めない様にしていた。


―――貴方は・・・大きくなると・・・余程・・・

余程の美人になるって言われているから・・・心配になっちゃった。


―――だけど・・・恋愛感情じゃないと言ってきたから・・・信じる事にした・・・


そんな中、ミカエルは二人を見やると、ニヤッと笑みを浮かべた。


―――今は・・・様子見・・・

後で・・・後悔すればいい・・・

England人の愛し方を・・・見せてやるわ・・・


早く・・・大人になりたい・・・日本人の心でもある・・・

イギリス人は・・・女性に対して・・・優しくしてあげる・・・


負けるものか―――。

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