🏗木村真琴建設会社🏗
それから、彼女はずっと好きだった人々の、声を聴くことにした。電話📞をする事になり、亜美はドキドキしていた。木村は用済みになってしまい、山崎義和と付き合ってくれるように頼むことになった、プルルルルーーー山崎和義に電話をする事になった。

『もしもし・・・亜美か・・・』

先ず、電話📞をしたのは、山崎和義でもある。

彼女は真面目な顔をすると、『どうした?俺と・・・付き合ってくれるのか?』と問いかけて来た。


『そうよ・・・容姿だけで・・・見ているわけではないし・・・貴方は・・・格好いいところ・・・まるで・・・何処かの勇者みたい・・・守ってくれるんでしょ?』


その言葉に、和義は目を丸くすると、『お前は・・・俺の事・・・怒っていたんじゃないのか?付き合ってくれるのか・・・?』と驚愕してしまった。

亜美はじわっと涙を流すと、『好きだよ・・・初めて会った時から―――。』と告白した。

和義は吃驚してしまい、『好きだ!!!』と言われるようだった。


―――好きだよ・・・


この世界中の・・・誰よりも・・・


愛していますよ・・・


だから・・・私の事・・・忘れないで欲しいわ・・・


『どういう意味だ?何処か・・・転勤が決まったのか?それとも・・・辞めるのか?』


『違うのよ・・・貴方の事・・・男として・・・見ようと思って・・・私じゃ・・・駄目かしら?』


亜美は泣いていた。

山崎和義は吃驚してしまい、じわっと涙を堪えていたが、思わず抱きしめていた。

彼女をきつく抱きしめると、『ごめん・・・俺が・・・悪かった・・・俺も・・・初めて会った時から・・・綺麗な人だと・・・思っていた・・・』と言って来た。


―――好きだよーーー


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