むすんで、ひらいて、恋をして
廊下に出て歩き始めたところで、正面から歩いてきたアメフト部の3年と肩がぶつかりそうになった。
よけたつもりが、ガツンと左腕に激痛が走る。
痛っ……
よけたのに、なんで?
振り向くと、柄の悪そうな坊主頭の奴と目が合った。
「イケメンくんは、ひ弱だねえ」
「女にもてることしか、考えてねえからじゃね?」
「いいよな、女をはべらせて、調子に乗ってる男はさあ」
「……は?」
よけたつもりが、ガツンと左腕に激痛が走る。
痛っ……
よけたのに、なんで?
振り向くと、柄の悪そうな坊主頭の奴と目が合った。
「イケメンくんは、ひ弱だねえ」
「女にもてることしか、考えてねえからじゃね?」
「いいよな、女をはべらせて、調子に乗ってる男はさあ」
「……は?」