むすんで、ひらいて、恋をして
「どうしたの、莉生? 顔色、土色」
「あ、あ、あ、いや、煩悩がな、ちょっと暴走したから絞め殺してるところ」
「ふーん、なんだかお気の毒」
「アリスのせいでな! アリスがいけないんだけどな!」
「ええっ……人のせい、ひどい」
「そもそも、だらけたカッコしてるお前が悪いんだよっ! もっとちゃんとしたカッコしろよ!」
アリスが自分の着ているあずき色のジャージに、視線を落とす。
「このジャージ気に入ってるのに……」
「お前のセンスはどうなってんだよ⁈」
つうか、そんなカッコで可愛さ炸裂させてるって、ホントにどうなってんだ⁈
「あ、あ、あ、いや、煩悩がな、ちょっと暴走したから絞め殺してるところ」
「ふーん、なんだかお気の毒」
「アリスのせいでな! アリスがいけないんだけどな!」
「ええっ……人のせい、ひどい」
「そもそも、だらけたカッコしてるお前が悪いんだよっ! もっとちゃんとしたカッコしろよ!」
アリスが自分の着ているあずき色のジャージに、視線を落とす。
「このジャージ気に入ってるのに……」
「お前のセンスはどうなってんだよ⁈」
つうか、そんなカッコで可愛さ炸裂させてるって、ホントにどうなってんだ⁈