なないろ。-short stories-




私を元気づけようとして飛ばしてくれる冗談に、偽りの笑顔を貼り付けて。

モノクロの、色のない世界で一人孤独に生きて。

そんな毎日に嫌気が差して、いつしか、


『死にたい』


そう願うようになっていた。


神様、

なんて言うけど、本当は神様なんていないんでしょ。




もし本当に神様がいるならば、お願いします。

「私にもう一度だけ…」


 Fin.







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