怖いパターン
慌てて、コンロに近づき火を消した。嬌声のような悲鳴は瞬時におさまった。


インスタントラーメンにかやく、スープを入れ、沸騰した湯を注いだ。

湯気がふわふわと宙を漂い、熱気を帯ながら、天井へのぼっていく。 

蓋を戻し、上にやかんをのせた。こうすることでカップが溶け、蓋との間に接着剤の役目を果たす。
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