未来の種ーafter storyー
……良かった。ドン引きされなくて。
大量のCDに、2人の写真。
初めて見た時は正直驚いた。
美衣子の想いはよーくわかったけど、優くん本人が見たら引いちゃう可能性もあるわけで。
でも、優くんはそんな子じゃないわよね。
有り難いことだわ。
「美衣子の体調は落ち着いたのか?」
「うん。もうすっかり安定期だよ。」
「そうか。良かったな。
で、どっちかわかったのか?」
「性別? いや、聞かないことにしたんだ。
多分、もう昇ちゃんは知ってると思う。
でも、俺たちは生まれた時の楽しみにしようって。
準備はそんなになくてさ。
メグのとこのお下がりでいいやって。」
「…確かにそうだけど、昇平のところはいいのか? 予定日ほとんど同じなんだろう?」
「あー、それは多分大丈夫よ?
廣澤家では初孫だからね。
麗ちゃんが張り切っちゃって。」
麗ちゃんとは、昇平の奥さんである香ちゃんのお母様。
「なるほど…そうだったな。
まあ、使い回せるものは勿体無いからな。
優達が使ってくれるのは、メグや鉄平も嬉しいだろう。」
大量のCDに、2人の写真。
初めて見た時は正直驚いた。
美衣子の想いはよーくわかったけど、優くん本人が見たら引いちゃう可能性もあるわけで。
でも、優くんはそんな子じゃないわよね。
有り難いことだわ。
「美衣子の体調は落ち着いたのか?」
「うん。もうすっかり安定期だよ。」
「そうか。良かったな。
で、どっちかわかったのか?」
「性別? いや、聞かないことにしたんだ。
多分、もう昇ちゃんは知ってると思う。
でも、俺たちは生まれた時の楽しみにしようって。
準備はそんなになくてさ。
メグのとこのお下がりでいいやって。」
「…確かにそうだけど、昇平のところはいいのか? 予定日ほとんど同じなんだろう?」
「あー、それは多分大丈夫よ?
廣澤家では初孫だからね。
麗ちゃんが張り切っちゃって。」
麗ちゃんとは、昇平の奥さんである香ちゃんのお母様。
「なるほど…そうだったな。
まあ、使い回せるものは勿体無いからな。
優達が使ってくれるのは、メグや鉄平も嬉しいだろう。」