未来の種ーafter storyー
「ねぇ、私達、ずっと一緒にいたのよ?
ずっと前から、私は優と結婚するつもりでいたわ。体のことがなければね。
優が留学したり、世界を駆け巡る活動をしたり、それ全部応援するつもりでいたの。
だから私は待てるの。
帰ってくるところは私のところ。
それならいつまででも待てると思ってた。
もうとっくの昔に覚悟は出来てるの。
それにね、私はもう1人じゃない。
生まれてくる子供と一緒に待てるんだよ。」
「…!」
「だから昨日、この動画を見て、嬉しかった。こんなに沢山の人に支持されて。
それに、このチャンネルがあれば、いずれ優が演奏活動を始めても、寂しくないわ。
いつでもこの中で会えるのよ。
留学する前に開設して欲しかったくらいよ。」
「ミイ…俺、そんな風に思っていてくれたなんて…」
美衣子の覚悟、全然わかってなかった。
…ムカつくけど、親父がやった事は、どうやら正しい事だったみたいだ。
「先のことは、その時になってから決める。
今は、美衣子と生まれてくる子供のそばから離れるなんて考えられないからな。
でも、ありがとう。
俺、良い奥さんもらったな。」
「フフフ、私が1番のファンなんだからね?」
そう言って、美衣子から触れるだけのキスをしてくれた。
俺はなんて幸せ者なんだろう。
絶対にこの幸せを守りたい。
美衣子と生まれてくる子供を、俺の手で守るんだ。
そう改めて決意した。
ずっと前から、私は優と結婚するつもりでいたわ。体のことがなければね。
優が留学したり、世界を駆け巡る活動をしたり、それ全部応援するつもりでいたの。
だから私は待てるの。
帰ってくるところは私のところ。
それならいつまででも待てると思ってた。
もうとっくの昔に覚悟は出来てるの。
それにね、私はもう1人じゃない。
生まれてくる子供と一緒に待てるんだよ。」
「…!」
「だから昨日、この動画を見て、嬉しかった。こんなに沢山の人に支持されて。
それに、このチャンネルがあれば、いずれ優が演奏活動を始めても、寂しくないわ。
いつでもこの中で会えるのよ。
留学する前に開設して欲しかったくらいよ。」
「ミイ…俺、そんな風に思っていてくれたなんて…」
美衣子の覚悟、全然わかってなかった。
…ムカつくけど、親父がやった事は、どうやら正しい事だったみたいだ。
「先のことは、その時になってから決める。
今は、美衣子と生まれてくる子供のそばから離れるなんて考えられないからな。
でも、ありがとう。
俺、良い奥さんもらったな。」
「フフフ、私が1番のファンなんだからね?」
そう言って、美衣子から触れるだけのキスをしてくれた。
俺はなんて幸せ者なんだろう。
絶対にこの幸せを守りたい。
美衣子と生まれてくる子供を、俺の手で守るんだ。
そう改めて決意した。