未来の種ーafter storyー
「美衣子」
「え? あ、優! 終わったの?」
保育室の外に優がいた。
最近、優は仕事が終わる頃に迎えに来る。正門を出て30秒の距離なのに、横断歩道を渡るだけでも心配らしい。
「よう! 美衣子、お疲れ様。」
「あっ! 公親くん⁉︎ 」
「今、渡り廊下で偶然会ったんだ。美衣子が産休に入るって言ったら、付いてきた。」
うわ〜。超ラッキーだ。困った時の公親くん!
「公親くん! すごいタイミングだよ〜。」
「え? なに⁇ 」
キョトンとした顔をする公親くん。
「あ、あのね? 私が産休に入るから、彼女、田中美由紀先生が、動画担当の後任を引き継いでくれることになったの。
でもね、なかなか上手く説明出来なくて〜。今、前に公親くんが教えてくれた時の動画を探してたんだ。」
「なんだ、そんな事か。
今なら時間あるから教えるよ。
今日はもう終わりだし。
実際にパソコンを動かしながらの方が分かりやすいだろう。」
「本当⁉︎ 助かるよ〜〜!」
「え? あ、優! 終わったの?」
保育室の外に優がいた。
最近、優は仕事が終わる頃に迎えに来る。正門を出て30秒の距離なのに、横断歩道を渡るだけでも心配らしい。
「よう! 美衣子、お疲れ様。」
「あっ! 公親くん⁉︎ 」
「今、渡り廊下で偶然会ったんだ。美衣子が産休に入るって言ったら、付いてきた。」
うわ〜。超ラッキーだ。困った時の公親くん!
「公親くん! すごいタイミングだよ〜。」
「え? なに⁇ 」
キョトンとした顔をする公親くん。
「あ、あのね? 私が産休に入るから、彼女、田中美由紀先生が、動画担当の後任を引き継いでくれることになったの。
でもね、なかなか上手く説明出来なくて〜。今、前に公親くんが教えてくれた時の動画を探してたんだ。」
「なんだ、そんな事か。
今なら時間あるから教えるよ。
今日はもう終わりだし。
実際にパソコンを動かしながらの方が分かりやすいだろう。」
「本当⁉︎ 助かるよ〜〜!」