未来の種ーafter storyー
「そうだったんだ! ありがとう。」
「いいな、鉄平も昇平もずるいよ。」
「いや、俺達担当医なんだけど…」
「メグ、写真見る?
ガラス越しだけど撮ってきたんだ。
すっごく小さいよ。」
と俺が言うと、全員が俺のスマホに群がってきた。
「あら! 本当に小さい。
陽平と恵衣子(えいこ)の時より一回り小さい気がする。可愛い〜。」
「38週だからね。
でも、2750gあったんだよ。
昇ちゃんに思ったより大きかったって言われた。」
「立派だぞ。美衣子も母親かー。
で、美衣子は大丈夫なんだな?」
当たり前のことだけど、お義父さんは美衣子が心配でならないようだ。
「はい。手術室から出てきて、5分だけ話ができました。まだ麻酔が効いてる状態でした。
でも元気そうでしたよ。
早く起き上がって世話がしたいって言ってました。」
「そうか。優、本当に良かったな。
美衣子を母親にしてくれてありがとうな。」
「お義父さん…」
「そうね。優くん、本当にありがとう。」
「お義母さん…」
「いいな、鉄平も昇平もずるいよ。」
「いや、俺達担当医なんだけど…」
「メグ、写真見る?
ガラス越しだけど撮ってきたんだ。
すっごく小さいよ。」
と俺が言うと、全員が俺のスマホに群がってきた。
「あら! 本当に小さい。
陽平と恵衣子(えいこ)の時より一回り小さい気がする。可愛い〜。」
「38週だからね。
でも、2750gあったんだよ。
昇ちゃんに思ったより大きかったって言われた。」
「立派だぞ。美衣子も母親かー。
で、美衣子は大丈夫なんだな?」
当たり前のことだけど、お義父さんは美衣子が心配でならないようだ。
「はい。手術室から出てきて、5分だけ話ができました。まだ麻酔が効いてる状態でした。
でも元気そうでしたよ。
早く起き上がって世話がしたいって言ってました。」
「そうか。優、本当に良かったな。
美衣子を母親にしてくれてありがとうな。」
「お義父さん…」
「そうね。優くん、本当にありがとう。」
「お義母さん…」