リアルな友達
第二章
僕はゲームを買わず帰路に着いた。

ドサッとベッドに身を任せて顔を腕で覆った。


頭に浮かぶのはやはり彼女のことばかりだった。

こんなこと今までなかったのに…

人嫌いな僕が…
ましてや興味を持ったのは女…


信じられない。



僕は右頬をつねってみた。



「………………痛い」




僕は、どうしてしまったんだ?!



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