双子の私と双子の彼
双子の登場
双子の登場

「見てみて陽香、あそこにいるのは双子の春夜君と夏夜君だよ」

一応双子の姉の陽乃((はるの、の声に傾ける

「そうなんだ…私あんまり興味無いから分からないな」

興味ないと言うより私なんかが黄色い声をあげるのはおこがましいし私がそんなこと言うのはちょっと勇気が

「興味ないって勿体ないよあんなかっこいいのに」

「そうかな、皆からもう黄色い声聞いてるだろうし私、そういうのはちょっと気が引けるって言うかごめんね」

「まぁ人それぞれだしね」

良かった納得してくれて
ただ双子同士ってとこが唯一の同じとこだし
あの人たちとは縁もゆかりも無い人達

そう思っていたのにあんなことが起こるなんて平和に生きたい私には少し衝撃だった
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