双子の私と双子の彼
突然の出来事

「ごめん、陽乃」

「どうしたの?」

「明日提出する宿題教室に忘れちゃったから取りに学校に帰るね」

「えっ、一人で大丈夫?私も行くよ」

「全然、大丈夫早く帰んないと陽乃の好きなテレビ始まっちゃうよ」

「あっ、やばもうそんな時間?ごめんね先帰るけど無事に帰ってきてね」

とは言ったは、ものの今日は天気が曇りだったからいつも以上に暗いし教室までの廊下が地獄だ

やっとの事で教室に着いた

私の席は、と見回すと
私の席になんと人が座っていて机に顔を伏せて寝ている

ふ、ふしんしゃ?

「きゃー」

((ゴト

私は気絶してしまった

「ねぇ、ちょっと大丈夫?」

「おーい」

「まだ、いた不審者。やめてくださいお金なんてないし何もしないで」

「えっ、いや不審者じゃないし」

「こんな、電気もつけていない教室に1人でしかも私の席で寝てるこれもう不審者としか考えられない」

「確かに、陽香ちゃんの席で寝てたけど電気つけてなかったのは日差しが入ってて明るかったから」

「いきなり名前?私を知ってる?」

「知ってるに決まってんだろ」

「怖い怖い、えっもしかして同じ学校クラスメイト?」

「そうだけど、制服着てんじゃんあ〜暗くて分からないか」

「分からない。名前なんですか?」

「名前は、春夜だよ」

「桐乃春夜」

陽乃が話していた双子の人?

「あ〜もしかして双子の人ですか?」

「まぁ双子だけど」

「俺、双子って言われるの嫌いなんだよな」

双子って言われるのが嫌か、、

なんかわかる気がするな

「なんかごめん」

「いや、謝って欲しいわけじゃないこっちもごめんいきなり」

「私にもね、双子って言われるの嫌な時があるの、、、双子だけど私自身のこともちゃんと見てもらいたいから」

「そう思っちゃうのは、いけないことなのかな?」

「え?」

私とした事が変なこと言って困らせてる恥ずかしい

「いえ、何でもないです、、、、」

「すみませんが、もう失礼します」

そう告げて急いで帰る

「あ、また明日な」




続く、、、

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