君とわたしの物語〜絶対関わりたくなかった君との恋物語〜
「わ~!実桜すごい!!
私は40位だった!!すごくない?
学年みんなで200人以上いるんだよ?
私、半分以上取ったの初めて!
実桜のおかげだ~~~!
ありがとう~~」
シズナはピョンピョンと喜びはしゃぎまわる。
レンくんは 53位
コウくんは27位
2人とも、普段より点数が取れたらしく喜んでいた。
「えっコウくん、語学100点じゃん!すごい!」
私はコウくんの方を向く。
「あぁ。全部分かった。
‥‥お前のおかげだ。ありがとな。」
コウくんは少し笑い、私の頭をクシャっと撫でた。
「テスト前はまたみんなで勉強しようね~
実桜ちゃん、また優しく教えてね~♪」
レンくんも嬉しそうにしていた。
本当良かった~。
また、次も頑張ろう。
またみんなで勉強頑張ったら・・
またみんなで良い点が取れたら・・
またコウくんは頭を撫でてくれるだろうか。