ページをめくるたびいろんな意味でドキドキしながら読み進めたら15ページで我慢していた涙腺が崩壊してしまいました。どうしてくれる、セナスミ。
ああ〜別の世界線でふたりがひたすらチュッチュしてるだけの展開が見たい。しんどい。いやこういうノリの話ではないんだ。でも心の中全部掻き回すほどの威力がありすぎる。こうなる。情緒が。でも、セナくんの宇宙より広い愛はこのお話で最高潮にひかり輝くんだろうなと……どんなパラレルワールドも越えられない。日本語が全然追いつかないんですけど。もっっのすっっごく澄んでて綺麗に紡がれた文章でありながら、胸がギュッと締め付けられて苦しくて。静かな湖で水切りをして石が水面を跳ねたときの感じと言いますか。衝撃的で、でもスンと穏やかな湖に戻るような絶妙な感じと言いますか。え、マジで日本語。
1本の映画を観た気分です。
素敵な作品をありがとうございました。