LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
新しい生活
私がAV女優を辞めて一週間後。
3月10日に、篤と一緒にあのマンションを出た。
勿論、花子も一緒に。
「篤さん、これもですか?」
「あ、それもテキトーにトラックに突っ込んどいてくれ」
その引っ越しは、篤の友達?と思われる男性5人に手伝って貰った。
その人達はみんな篤に敬語を使っているので、
篤の後輩か何かなのだろう。
ただ、一人だけ、篤にタメ口で話してる人がいる。
「斗希(とき)お前にも手伝わせて悪かったな」
「いや。どうせ暇してたから。
って、俺、全然手伝ってないけどね」
その斗希って人。
マンションの下、二台の軽トラがあり、
その二台に私達の荷物を詰め込んだ。
私は布団と服くらいしか持ち出す荷物は無かったので、わりとその作業は楽だった。
部屋の前にその荷物を置いておいたら、
篤の後輩が軽トラへと運んでくれた。
そして、大きめの鞄を手に持っている。
この鞄の中には、携帯や貴重品と、
ナツキの部屋の鍵と指輪が入っている。
ナツキにいつか返さないとな。
3月10日に、篤と一緒にあのマンションを出た。
勿論、花子も一緒に。
「篤さん、これもですか?」
「あ、それもテキトーにトラックに突っ込んどいてくれ」
その引っ越しは、篤の友達?と思われる男性5人に手伝って貰った。
その人達はみんな篤に敬語を使っているので、
篤の後輩か何かなのだろう。
ただ、一人だけ、篤にタメ口で話してる人がいる。
「斗希(とき)お前にも手伝わせて悪かったな」
「いや。どうせ暇してたから。
って、俺、全然手伝ってないけどね」
その斗希って人。
マンションの下、二台の軽トラがあり、
その二台に私達の荷物を詰め込んだ。
私は布団と服くらいしか持ち出す荷物は無かったので、わりとその作業は楽だった。
部屋の前にその荷物を置いておいたら、
篤の後輩が軽トラへと運んでくれた。
そして、大きめの鞄を手に持っている。
この鞄の中には、携帯や貴重品と、
ナツキの部屋の鍵と指輪が入っている。
ナツキにいつか返さないとな。