LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
3回目の別れ
誰かが呼んでくれたのか、
すぐに救急車が来た。
そして、成瀬の近くで座り込み放心している私に、
その救急隊員の一人が、知り合いかどうか問いかけて来た。
私は混乱しながら、その問いかけに何度も頷き。
「成瀬さんを助けて…お願い…。
お願いします…」
そう泣きながらその救急隊員の人の服を、掴んだ。
動かない成瀬だけど、微かに息をしていたのは、遠目でも分かった。
まだ、成瀬は生きている。
私はその来た救急車に、一緒に乗り込んだ。
救急隊員の人が処置をしている横で、
成瀬の顔を見ていた。
車内に、成瀬の心電図の音が響く。
お願い、死なないで……。
すぐに救急車が来た。
そして、成瀬の近くで座り込み放心している私に、
その救急隊員の一人が、知り合いかどうか問いかけて来た。
私は混乱しながら、その問いかけに何度も頷き。
「成瀬さんを助けて…お願い…。
お願いします…」
そう泣きながらその救急隊員の人の服を、掴んだ。
動かない成瀬だけど、微かに息をしていたのは、遠目でも分かった。
まだ、成瀬は生きている。
私はその来た救急車に、一緒に乗り込んだ。
救急隊員の人が処置をしている横で、
成瀬の顔を見ていた。
車内に、成瀬の心電図の音が響く。
お願い、死なないで……。