LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
なっちゃんに言われていた時間に、
私は再びその病院へと来た。
集中治療室があるその病棟は、
静かな上、薄暗い。
「えっと、面会はご家族の方じゃないと…」
その女性の看護師さんは、なっちゃんの横の私を見て、
私は成瀬の何なのだろうか?と見ている。
「彼女は、息子の婚約者で」
なっちゃんは、その看護師さんにそう告げた。
私は、えっ、と戸惑うけど、
この病棟では身内じゃないと面会が出来ないような決まりみたいなので、
それを否定しなかった。
「そうなのですね。
では、こちらからお願いします」
その看護師さんに促され、開いた鉄扉の中に足を踏み入れた。
その部屋は、大きくて、
沢山の患者の人が居て。
殆どの人が意識がないのか眠っていて、
この部屋に入院しているって事がとても死に近い事なのだと、
思ってしまった。
成瀬のように助かる人も居るだろうけど、
そうじゃない人も。
私は再びその病院へと来た。
集中治療室があるその病棟は、
静かな上、薄暗い。
「えっと、面会はご家族の方じゃないと…」
その女性の看護師さんは、なっちゃんの横の私を見て、
私は成瀬の何なのだろうか?と見ている。
「彼女は、息子の婚約者で」
なっちゃんは、その看護師さんにそう告げた。
私は、えっ、と戸惑うけど、
この病棟では身内じゃないと面会が出来ないような決まりみたいなので、
それを否定しなかった。
「そうなのですね。
では、こちらからお願いします」
その看護師さんに促され、開いた鉄扉の中に足を踏み入れた。
その部屋は、大きくて、
沢山の患者の人が居て。
殆どの人が意識がないのか眠っていて、
この部屋に入院しているって事がとても死に近い事なのだと、
思ってしまった。
成瀬のように助かる人も居るだろうけど、
そうじゃない人も。