LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
『お前に話すべきじゃないのかもしれないけど、
モモが自殺未遂して』
「えっ!?モモさんが?
なんで?」
『なんでか知らねぇ。
言ったように未遂で、今は意識はハッキリしてて。
アイツ身寄りないから、事務所の社長の俺の名前出したみたいで。
さっき警察から電話あって。
練炭自殺って言うのか?
河川敷で車の中で男と一緒にそうやって死のうとしてる所を、
犬の散歩で通りかかった人が見付けて…。
悪い、俺も混乱してて、ちゃんと話せねぇ』
成瀬は自分で言っているように、
本当に混乱しているのが、電話を通してでも伝わって来る。
多分、昔のAV女優の彼女の事があるから、
成瀬は今回の事で酷く混乱している。
『お前に電話したのは、
そのモモと一緒に死のうとした奴は、ナツキだ』
ナツキの名前が出た瞬間、私はその手からスマホを落としてしまった。
それは、驚いたわけではなくて、
その事実に、私はとても深い悲しみを感じた。
私は慌ててそのスマホを拾った。
モモが自殺未遂して』
「えっ!?モモさんが?
なんで?」
『なんでか知らねぇ。
言ったように未遂で、今は意識はハッキリしてて。
アイツ身寄りないから、事務所の社長の俺の名前出したみたいで。
さっき警察から電話あって。
練炭自殺って言うのか?
河川敷で車の中で男と一緒にそうやって死のうとしてる所を、
犬の散歩で通りかかった人が見付けて…。
悪い、俺も混乱してて、ちゃんと話せねぇ』
成瀬は自分で言っているように、
本当に混乱しているのが、電話を通してでも伝わって来る。
多分、昔のAV女優の彼女の事があるから、
成瀬は今回の事で酷く混乱している。
『お前に電話したのは、
そのモモと一緒に死のうとした奴は、ナツキだ』
ナツキの名前が出た瞬間、私はその手からスマホを落としてしまった。
それは、驚いたわけではなくて、
その事実に、私はとても深い悲しみを感じた。
私は慌ててそのスマホを拾った。