LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
篤の誕生日
5月8日、篤の誕生日。
ナツキと病院で会ってから、3日が経った。
篤は今日は、バイトを休んでいて、
朝からずっと私と一緒に居てくれた。
「どっか行くか?」
昼近くなると、そう言う篤に、
「ううん。今日は家でゆっくりしたい」
私はそう返した。
「ゆっくりって、お前普段から毎日ゆっくりしてんだろ?」
呆れたようなその顔を見ていると、
なんだか辛くなる。
その優しさが。
普段家で退屈している私を気遣って、
そうやって私を連れ出そうとしてくれる。
特に何処に行くわけではないけど、
篤は休みの日になると、
いつも私を外へと連れ出してくれている。
ナツキと病院で会ってから、3日が経った。
篤は今日は、バイトを休んでいて、
朝からずっと私と一緒に居てくれた。
「どっか行くか?」
昼近くなると、そう言う篤に、
「ううん。今日は家でゆっくりしたい」
私はそう返した。
「ゆっくりって、お前普段から毎日ゆっくりしてんだろ?」
呆れたようなその顔を見ていると、
なんだか辛くなる。
その優しさが。
普段家で退屈している私を気遣って、
そうやって私を連れ出そうとしてくれる。
特に何処に行くわけではないけど、
篤は休みの日になると、
いつも私を外へと連れ出してくれている。