LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
「あいつ、一体何しに来たんだ?」
篤は花子を抱き、首を傾げている。
「私を見て見たかったんじゃない。
元AV女優の彼女が、親友の篤を騙していないか」
「あ?
俺はそこ迄ガキじゃねぇって。
なんでアイツに付き合う女の事迄心配されねぇといけねぇんだ?」
「私に言われても…」
「俺は、もしお前に騙されてんなら、それはそれで構わねぇって思ってるし」
「そんな事言ってるから、斗希さんに心配されるんだよ」
「うっせぇな」
外が騒がしくなり、篤の後輩達が乗ったもう一台の軽トラが、
アパートの前に停まった。
「篤さん、もう荷物運んでいいっすか?」
「ああ。適当に頼むわ。
とりあえず、全部このリビングに持って来てくれ。
広子、お前は邪魔だから、部屋の隅で花子と大人しくしてろ」
篤は抱いていた花子を放すと、外へと出て行った。
なんとなく、篤との新しい生活でガラッと私を取り囲む環境が変わり、
不安を感じてしまった。
今日も、私は篤しか知ってる人が居ないし。
「ニャー」
足元で鳴く、花子を抱き上げる。
篤と花子が居てくれたら、私は幸せなんだけど。
けど…。
篤は花子を抱き、首を傾げている。
「私を見て見たかったんじゃない。
元AV女優の彼女が、親友の篤を騙していないか」
「あ?
俺はそこ迄ガキじゃねぇって。
なんでアイツに付き合う女の事迄心配されねぇといけねぇんだ?」
「私に言われても…」
「俺は、もしお前に騙されてんなら、それはそれで構わねぇって思ってるし」
「そんな事言ってるから、斗希さんに心配されるんだよ」
「うっせぇな」
外が騒がしくなり、篤の後輩達が乗ったもう一台の軽トラが、
アパートの前に停まった。
「篤さん、もう荷物運んでいいっすか?」
「ああ。適当に頼むわ。
とりあえず、全部このリビングに持って来てくれ。
広子、お前は邪魔だから、部屋の隅で花子と大人しくしてろ」
篤は抱いていた花子を放すと、外へと出て行った。
なんとなく、篤との新しい生活でガラッと私を取り囲む環境が変わり、
不安を感じてしまった。
今日も、私は篤しか知ってる人が居ないし。
「ニャー」
足元で鳴く、花子を抱き上げる。
篤と花子が居てくれたら、私は幸せなんだけど。
けど…。