LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
何もない毎日
ナツキとの毎日は、空虚や虚無を感じるだけの生活だった。
篤と付き合っていた頃は、
何もしていないからか毎日があっという間に過ぎて行ったのに。
同じ、何もしていない今なのに、
一分一秒がとても長く感じる。
私はナツキの元へと戻り、私からちゃんと付き合おうと、ナツキに告げた。
「…いいけど」
ナツキはそう、ただ返事をしただけ。
ナツキは、私が戻ってくる少し前から、
もうホストの仕事をしていなかった。
ただ、辞めたわけではなくて。
「俺はもう無理だから辞めたいって言ったんだけど、
店長が辞めさせてくれなくて。
とりあえず、今は病欠になってる。
暫く、ゆっくりと休めって」
「…そう」
確かに、今のナツキは働けるような状態ではないし、
病気なのかもしれない。
心が病んでいる。
篤と付き合っていた頃は、
何もしていないからか毎日があっという間に過ぎて行ったのに。
同じ、何もしていない今なのに、
一分一秒がとても長く感じる。
私はナツキの元へと戻り、私からちゃんと付き合おうと、ナツキに告げた。
「…いいけど」
ナツキはそう、ただ返事をしただけ。
ナツキは、私が戻ってくる少し前から、
もうホストの仕事をしていなかった。
ただ、辞めたわけではなくて。
「俺はもう無理だから辞めたいって言ったんだけど、
店長が辞めさせてくれなくて。
とりあえず、今は病欠になってる。
暫く、ゆっくりと休めって」
「…そう」
確かに、今のナツキは働けるような状態ではないし、
病気なのかもしれない。
心が病んでいる。