LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
ナツキとのその生活が、1ヶ月過ぎた。
分かっていたけど、篤からは一度も連絡はない。
私をこのマンションへと送り届けてくれた、成瀬からも。
6月半ばになり、雨の日が増えた。
殆どこのマンションの部屋から出る事のない私達は、
外の天気なんて殆ど気にならない。
洗濯物も、乾燥機で乾かしているし。
週に一度、私は精神病院への通院は続けている。
そして、ナツキも同じように、
私とは違う曜日に榊原先生のクリニックへと通っている。
ナツキはその通院の為に、午前中には部屋を出て行くのに、
帰って来るのは、いつも夕方。
その空白の時間。
榊原先生との、その関係が今も続いている事は気付いているが、
私はそれをナツキに訊く事はしない。
私達は毎日、ただ食事をしたり、特に会話も無くて、一緒にテレビを観るだけの毎日。
そして、惰性のように毎日セックスをした。
ボロボロのナツキだけども、
ちゃんと避妊はしてくれていて、
それがギリギリまだこの人は大丈夫なのかもしれないと、感じさせてくれた。
分かっていたけど、篤からは一度も連絡はない。
私をこのマンションへと送り届けてくれた、成瀬からも。
6月半ばになり、雨の日が増えた。
殆どこのマンションの部屋から出る事のない私達は、
外の天気なんて殆ど気にならない。
洗濯物も、乾燥機で乾かしているし。
週に一度、私は精神病院への通院は続けている。
そして、ナツキも同じように、
私とは違う曜日に榊原先生のクリニックへと通っている。
ナツキはその通院の為に、午前中には部屋を出て行くのに、
帰って来るのは、いつも夕方。
その空白の時間。
榊原先生との、その関係が今も続いている事は気付いているが、
私はそれをナツキに訊く事はしない。
私達は毎日、ただ食事をしたり、特に会話も無くて、一緒にテレビを観るだけの毎日。
そして、惰性のように毎日セックスをした。
ボロボロのナツキだけども、
ちゃんと避妊はしてくれていて、
それがギリギリまだこの人は大丈夫なのかもしれないと、感じさせてくれた。